必修科目とは?

必修科目とは「必ず単位を取らないといけない科目」です。

次のような卒業要件の場合、科目a・b・cの単位を1つも欠けることなくすべて取る必要があります。

グループ科目所要単位履修区分
A科目a (2単位)
科目b (2単位)
科目c (2単位)
6単位必修科目
必修科目の基本モデル

必修科目はシンプルなので、次の2つのポイントがわかれば100点です。

  • 1つでも単位が欠けると卒業できないため、ある程度優先して履修したほうがいい
  • ただし、最優先で履修すればいいとは限らない(理由はこちら

選択必修科目とは?

選択必修科目とは、「一定数の単位を取らないといけない科目」です。

大学が各グループに最低限取らないといけない単位数(所要単位)を設定していて、学生はそれを満たせるようにどの科目を履修するか(取捨選択するか)を考える必要があります。

グループ科目所要単位履修区分
B科目a (2単位)
科目b (2単位)
科目c (2単位)
科目d (2単位)
科目e (2単位)
6単位以上選択必修科目
選択必修科目の基本モデル

イメージとしては、「グループBから6単位以上」みたいな感じです。

このケースの場合、最低でも3つの科目を履修してそのうえで単位を取る必要があります。

必修科目との違い

必修科目は「何があっても必ず単位を取らなければならない」という一択です。単位を取らずに卒業するという選択肢はありません。

これに対して、選択必修科目は「どの授業を履修するか/しないかを選べる自由さはあるが、一定数の単位を満たせるようにうまいこと調整してね」という、個人の裁量が試される仕組みになっています。

履修区分履修の自由度履修登録のときに考えること単位を代替することの可否
必修科目ない
(単位を取らずに卒業するという選択肢はない)
いつ履修するのか
(必修科目が時間割に自動で組み込まれるタイプの履修システムであれば不要)
ヤバい授業があったとしても、他の授業で単位を代替できない
(資格等で単位を代替できる可能性はある)
選択必修科目中くらい
(グループ内の授業を自由に選べる)
どの授業を履修するか/しないか
いつ履修するのか
ヤバい授業を履修しなくても、他の授業で単位を代替できる
(資格等で単位を代替できる可能性もある)
必修科目と選択必修科目の比較表

どちらにも一長一短がありますが、要するにこういうことですね。

  • 必修科目は、自由度が低いゆえにシンプルなので、考えることが少なくて楽。
  • 選択必修科目は、履修の自由度を得たのと引き換えに、どの授業を履修するかなどを考えないといけなくて大変

【備考】 実質的に「必修科目」扱いになるケース

選択必修科目には、「どの授業を履修するかを自分で選べる自由さがある」と説明しました。

しかし、履修区分上は「選択必修科目」となっていたとしても、実質的に「必修科目」扱いになるケースがあります。

それが、「所要単位を満たすには、すべての科目を取らざるを得ない」ケースです。

グループ各グループの単位数の合計所要単位履修区分
X12必修科目
Y624選択必修科目
Z6選択必修科目
履修区分上は「選択必修科目」になっていたとしても、実質的に「必修科目」扱いになるイメージ

すべての科目を取らざるを得なく、選択の余地がない = 「実質必修科目」ということになります。