この記事では、初心者に全体像をパッと掴んでもらうために、「科目」と「授業」の違いに絞ってざっくり説明しています。
実は、科目や授業とは別に「授業科目」という用語があるのですが、話をシンプルにするためにあえてそれには触れていません。
なので、説明や例文がやや大ざっぱ(というか簡略化しすぎ)になっている箇所があり、それを十分理解したうえでお読みください。
「授業科目」について詳しく知りたいかたはこちら(2026年2月6日(金)15:00 公開予定)
科目と授業の違いと使い分け
科目と授業の違いは、設計図と実運用のどちらに重点を置くかの違いです。
設計図に重点を置くときは科目を、実運用に重点を置くときは授業を使います。
| 項目 | 使うタイミング |
|---|---|
| 科目 | 学習内容や学習者が達成すべき目標、卒業への必要性などを体系的にまとめた、抽象的な学びの枠組み(設計図)を指すとき |
| 授業 | 「科目」を学ぶための具体的な時間や活動を指すとき |
厳密に使い分けされることは「ない」
科目と授業の使い分けの基準には、はっきりした境界線があるわけではなく、厳密に使い分けされることは少ないです。
日常的には「授業」と呼んだほうが伝わりやすいので、「科目」が使われないことがよくあります。
このサイトでも、「科目」と呼んだほうが意味的には正しかったとしても、伝わりやすさを優先して「授業」を使うことが多いです。
なので、科目と授業のどちらを使えばいいかを迷う必要はなく、とりあえず「授業」を使うのがいいと思います。
科目の例文
設計図に重点を置きたいときは、科目を使います。
卒業要件やシラバスを見るときなどの計画段階で、目にすることになるでしょう。
- 来年から、ロスイルミナドス語という「科目」が新設されます。
- この「科目」を履修して単位を取らないと、2年生に進級できないらしい。
授業の例文
実運用に重点を置きたいときは、授業を使います。
日常で時間割や出席の話題になるときに、よく使うことになるでしょう。
- なぜ1限の「授業」に限って必修科目なのか。
- 今日は「授業」が多くて大変だったな。
筆者の経験
自分の経験を織り込みながら、科目と授業の使い分けをしてみました。
科目の例文
- 大学1年生の最初の履修登録では、選択肢が少なかったので、とりあえずシラバスを見てよさげな「科目」を履修しました。
- なぜ選択肢が少なかったかというと、2年次/3年次にならないと履修できない「科目」が多かったからです。
授業の例文
- 大学の初回の「授業」は、規定の終了時間よりも早めに終わることが多く、気を楽にして受けることができました。
- ただ、確実にやっておいたほうがいいことがあって、それは初回の「授業」の課題をメモしておくことです。
- なぜなら、どの「授業」でどの課題が出ていたかがわからなくなってしまって、しょっぱなから焦ることになるからです。