科目区分・科目群・科目の違い
科目区分と科目群とは、その科目がどのように位置づけられているかを知るための、箱と仕切りのイメージです。
| 項目 | 説明 | イメージ |
|---|---|---|
| 科目区分 | 授業を大ざっぱにジャンル分けしたもの | ジャンルごとに箱が分かれている |
| 科目群/分野 | 科目区分をさらに細かくグループ分けしたもの | 箱の中に仕切りがある |
| 科目 | ひとつひとつの授業のこと | 似た性質の科目が、同じ仕切りに詰められている |
階層イメージ
基本的には、「科目区分 > 科目群/分野 > 科目」という階層構造になります。
| 科目区分 | 科目群/分野 | 科目 |
|---|---|---|
| 教養科目 | 人文科学 | 哲学 倫理学 歴史学 文学 芸術学など |
| 社会科学 | 経済学 社会学 政治学 法学など | |
| 自然科学 | 統計学 数学 物理学 化学 生物学 地学など | |
| その他 | 大学や学部による |
この表ように、きれいな3階層構造になることは少ないので、次のような心配をする必要はありません。
- 科目はなんとなくわかるけど、科目区分と科目群の区別がよくわからないのだが…
- 自分の大学の卒業要件を確認したけれど、どう考えてもこんなにきれいに3つに分かれていないのだが…
区別がつきにくいケースもある
科目区分と科目群の境界線があいまいで、階層がはっきりしないことがよくあります。
また、科目群/分野の階層が1層だけではなく、何重にも複雑に入り組んでいることがあります。
なので、次のように大まかに捉えるのがいいでしょう。
- 階層の最上位に位置しているということは、これはたぶん科目区分だろうな
- 階層の真ん中あたりに位置しているということは、たぶん科目群とか分野などというやつだろうな
科目区分と科目群は、なんの役に立つ?
科目区分と科目群がそれ単体で役に立つというよりかは、周辺情報(所要単位や履修区分など)とセットで理解することで、単位配分や卒業要件のイメージがつきやすくなります。
これにより、どこに大きなリソースを割く必要があるのかを把握しやすくなります。
| 項目 | 役に立つこと |
|---|---|
| 科目区分 | 各科目区分の所要単位を知ることで、どの科目区分を多めに履修すればいいのか、どの科目区分は少なめでもいいのかという、単位配分のイメージがつきやすくなります。 |
| 科目群/分野 | 科目群/分野と履修区分(必修科目など)が、完全に1対1対応しているケースが多く、この対応関係(セット)を理解することで、卒業要件の見通しがよくなります。 |
筆者の経験
私の大学(学部)では、科目群/分野と履修区分(必修科目など)が、完全に1対1対応していました。
たとえば、次のような感じです。
- 教養科目(科目区分)の自然科学(科目群/分野) = 選択必修科目(履修区分)
- 外国語科目(科目区分)の基礎科目の初級~上級コース(科目群/分野) = 必修科目(履修区分)
この事実を知ってからは、ぱっと見でごちゃごちゃしているように見えていた卒業要件も、階層ごとに履修区分が紐付いているだけだと整理がつきました。
おかげで、どの情報や項目を見るべきかの判断ができるようになり、卒業要件の見通し(というか風通しというか)がぐっとよくなりました。